JECHEOLSO(ジェチョルソ)は文学と芸術を愛する編集者が切り盛りする一人出版社です。 「JECHEOLSO」という名前には、体に良い旬の食べ物のように、私たちの暮らしに良い旬の話を本にしたいという気持ちが込められています。JECHEOLSOを代表するシリーズとしては、「考えるだけでも気分がいい何か」をテーマに解きほぐしていくエッセイシリーズ「アムトゥン(とにかく)」、様々な分野で働く人々の率直な声を盛り込んだインタビュー集シリーズ「仕事をする心」、国内の若い劇作家たちの戯曲集シリーズ「リ:プレイ」などがあります。 JECHEOLSOは、キラキラと消えるひとときの話ではなく、長い間私たちのそばで「よりどころ」になってくれる旬の話を本という器に盛り込もうと心を尽くしています。
@from.rightseason

*全日出店

コーディネーターからのコメント

「ジェチョル」というのは韓国語で、旬のもの、その時に適したもの、という意味で使われます。旬のものを食べると体が喜ぶように、私たちが生きるうえでその時々の自分に合ったちょうどいいもの、話、本に出会えたらどれだけいいでしょう。JECHEOLSOの本たちはどれも、一人で考え抜くからこそ生まれる一人出版社の静かな力みたいなものを表しているように思います。代表的な「アムトゥン(とにかく)」シリーズは、独立出版社3社が合同レーベルとして出している”偏愛”入門シリーズで、ランニング、編み物、夏、といった各テーマの斬新さはもちろん、その対象が持つ深みをあらためて発見する機会でもあります。表紙デザインの美しさとともに刊行のたびに韓国の読書界で話題になっています。