実の父親がネトウヨになってしまいました。どうしたらいいでしょうか?
(40代、男性、編集者)
藤井さん:
ちなみにこの方は、お父さんと同居されてるんですか?
編集部:
していないと思います。
藤井さん:
同居していなくて、実の父親がネトウヨになっても……別にこの人自身は困んないでしょう!
編集部:
(笑)。……あくまで想像ですが、たまに会った時に、そういう話題になって困ったなぁと思っているのかもしれません。
藤井さん:
実の父親がなんでネトウヨになったかっていう背景を知ることは、すごく大切だと思いますよ。どういうきっかけなのか?っていう。実際、ネトウヨの方ときちんと対話できる機会って、なかなかないじゃないですか。となると、この人はある意味、ラッキーですよね。ほとんどの人は「ネトウヨ」を言葉では知っていても、なかなか接することができないですから。でもこの人は身内にいるわけでしょう、彼らの真理を聞き出すことができるわけですよ。
編集部:
じゃあ、相談者さんは、ある意味運がよかったですね…!
藤井さん:
そう。で、親父に会う度に、維新から出ている本を1冊ずつ渡していく。感想を聞かせて欲しいって。維新とネトウヨは対極にいる存在ですが、対極っていうのは一歩間違えたら極めて近い存在ですからね。だから実の父親が、ネトウヨから一気に維新に目覚める可能性もあるわけですよ。
編集部:
それは、すごい変化ですね。
藤井さん:
もし一気に対極へ目覚めたら、とても失礼で申し訳ないですが、お父さんは単純に今まで何も考えずのんびり生きてきたんだなっていう話ですね。実は親父はバカだったっていう。でもそんな例は、世の中には、たくさんあるわけですから。そもそもネトウヨになっている時点で、申し訳ないですが、バカなんです。老後にまだひとバカできるっていうのは、ある意味幸せですよね。
編集部:
でも相談者さんは、以前のお父さんに戻って欲しいんじゃないかと思いますが、それは無駄な考えということでしょうか…?
藤井さん:
ちょっとね、これはお父さんがネトウヨになった背景がわかればいいんですけど、背景がわからないので難しいですよね…。バカだったのではなく、ちゃんとした理由が、何かあるのかもしれませんし。
その背景を、この方は親父が相手だから、知ることができる。むしろその話がおもしろかったら、『実の父親がネトウヨになったわけ』っていう1冊の本が出せるわけじゃないですか! この本、結構売れそうじゃないですか? 父親がネトウヨになっていく過程の記録を、そのまま書籍化を前提として聞いていく。これは、普通に読んでみたいとおもいますよ。
編集部:
確かに!? お父さんの真理を探ることが、相談者さんの仕事の一つになっていくわけですね。
総括 藤井さんからのアドバイス
1:身内にネトウヨがいることは、ある意味チャンス!
2:ネトウヨになった理由を聞き出せ!
3:目指せ書籍化!『実の父親が、ネトウヨになったわけ』
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